手羽作文

備忘録と反省文を兼ねて書くブログ

任天堂・岩田聡さんの名言

某月某日「加齢」

この間、歩きながら中島みゆき「ファイト」を聴いていて、不意に涙ぐんでしまった。大して気分が沈んでいたわけでもないのに、である。多分、歳をとったということなんだろう。

それにしても、階段で子供を突き飛ばす女のくだり、何回聞いても超怖い

 

某月某日「加齢②」

最近、下半身が寒いので、下半身用のヒートテックを買った。先日、親と話している時にふとそのことを言ったら、「あんた、歳とったね…」としみじみ言われた。

普通、子が親に言うセリフである

 

某月某日「アスリートのCM」

ロバートの「アスリートのためのCM講習会」のコント、本当に面白い。

こういう、「まだ認知されていないあるある」を発掘するのは、本当にセンスだし、見習わないといけない。しかも、「アスリートは演技が下手だ」とストレートにいうのではなく、「わざとそうしている」という体にしたところが秀逸である。

 

某月某日「張り切りすぎ」

MacのOSをアップグレードしてから、文章を打つと勝手に予測して変換するようになったのだが、これが本当に不要で困る。さっきから「逃げろ」という文章の「げろ」だけを打ち直そうとしているのだが、何回打っても勝手に「ゲロ」に変換するため、結局3度手間になっている。「逃ゲロ…」って、ゾンビになりかけの奴が仲間に言う台詞じゃないか。「げろ」をノーモーションで「ゲロ」に変えることに、何の意味があるのだろうか。こっちは別にそこの手間を惜しんだ覚えはないのである。

いらんことして怒られるヤツは人間にもいるが、ついにAIも「ダメ人間」くらいの位置には到達したということなのかもしれない。

 

某月某日「任天堂

任天堂の元社長、岩田聡さんの名言で、

「我々は声が大きくてゲームをいっぱい買ってくれる人の姿をつい見てしまう。そこに合わせたモノづくりをどんどんした結果、ゲームをやる人が減っているのではないか」

というものがあるのを知った。まさにその通り。映画も同じだなあ。

 

某月某日「マラリア

友人から聞いた話。

彼の同僚がアフリカに出張に行ったところ、マラリアにかかってしまった。地獄の苦しみだったというが、詳しい病名を聞いたら「トロピカル・マラリア」だったという。

思いのほか、楽しそうなマラリアだった。

 

某月某日「紅白」

韓国の音楽はなぜ世界で人気を得ることができるのか?

それは国内市場が小さいので、元々国外での展開を視野に入れているからだという。日本はなまじ国内市場で売れれば食ってはいけるため、ガラパゴス化しやすい。良くも悪くも、エンタメ界全体がそうだ。

紅白にTWICEが出ている。

日本のアーティストには、大晦日に海外のテレビ番組に出るという発想があるだろうか?しかもアメリカとかでもなくて、アジアの隣国である。TWICEは英語だけでなく日本語も当たり前のように喋る。覚悟が違うな、と思う。

日本のアーティストが中国の年越し番組に出るようなものだろうか。

近い将来、そうなるかもしれない。

 

余談だが、「TT」のサビで「気づかないフリ、やめてやめて」という歌詞の部分のメロディ、すごい変だと思う。変ゆえに頭に残るのだが、残ったところで変なものは変だ。

 

私はロボットではありませんか?

某月某日「高度な頭脳戦」

女による「男が胸を盗み見ているのなんて100%気づいてる」という言説に対し、男が「気づいた時しかカウントしてないんだからそりゃ100%だろ」という反論は、高度な頭脳戦という趣があって良い。

しかも、反論が通ったからといって、男にとっては損しかないところも良い。

 

某月某日「私はロボットではありません」

最近よく、「私はロボットではありません」という項目にチェックを入れさせられるが、果たして私は本当にロボットではないのだろうか。自分がロボットじゃないことを本当に証明するのは無理じゃないか。私が哲学者だったら、あそこから一歩も進めなくなりそうな気がする。

 

某月某日「やる気」

TBSドラマ「監獄のお姫さま」を楽しくみている。それにしても、初回のキャッチコピーが、最強美女軍団VSイケメン社長!?因縁の対決が始まると、煽り満載なのに対し、

6話は「決意と結束」である。

なぜ急にやる気を失ったのか。

やる気の問題じゃないかもしれないが、気になるところだ。

 

某月某日「クラスの輪」

高校時代、私は決してクラスの1軍ではなかったが、クイズ研究部に所属していて、たまに休み時間にクラスのみんなが参加する早押しクイズ大会を開いていた。

出題者の私を取り囲むようにして皆が座っている様子を見て、担任が通信簿に「クラスの輪の中心的存在」と書いてくれたのだが、物理的に「輪の中心」だっただけで、決して「中心的存在」ではなかったのだ。

悲しい勘違いである。

 

某月某日「募金」

ふと、「良いことをしよう」と思いコンビニで買い物をしたお釣りを募金することにした。良いことをするのは緊張する。が、コンビニの募金くらいで緊張してたら格好悪いじゃないか。私は、あくまでも平静を装い、なんならノールックでシュートを決めるべく、小銭をレジ横の箱に放り込んだ。

 不要レシート入れだった。

小銭が箱の底に転がる乾いた音が響き、店員と私は気まずい沈黙に包まれた。私は気づかないふりをして店を出た。

鈍臭いと、善人になるにも一苦労である。

ドラクエ「くさったしたい」が突きつけてくる哲学

ドラクエ3を3DSのダウンロードソフトで初プレイ。

ポケモンは初代からずっとやってきたが、ドラクエはほとんどプレイしたことはなく、色々と新鮮だった。昔のゲームは良い意味で荒削りだったりするので、今となってはそこが面白い。(当時としては最先端だったのだろうが…)

 

せっかくの呪文を唱えた後の、「しかし、きかなかった!」の理不尽さはどうだろう。取りつく島もないとはこのことだ。昨今の冒険のヒントまみれのゲームになれてしまった脳からすれば、すがすがしいほどだ。でも実際、社会に出てみると「しかし、きかなかった!」で済まされることはよくあるのだ。

 

なかでも一番身にしみたのは、戦闘中のくさったしたいはみをまもっている!」である。

 

死体となり、さらに腐ってまで、まだ身を守るのか…

 

生きている人間からすれば、これほど「失うものなど何もない」という状態なのに、まだ、我が身可愛さに身を守ってしまうというのは、ある種の人間に対する示唆的なテーマを含んでいるような気がする。

 

ファンなど一人もいないのに、プライドばかり高いミュージシャン…

90歳を過ぎて、まだ死を怖がる老人…

 

ハタから見れば滑稽だが、どうしても人は自分を可愛がり、変化を恐れてしまうものなのである。私たちは、もしかしたら腐った死体のように、必要以上に自分を守っていないか?そんな問いを、ドラクエ3は突きつけてくるのだろうか。

食べ放題の回転寿司に行ってきた

某月某日「食べ放題の回転寿司」

高級回転寿司店がランチだけ食べ放題キャンペーンを行うというので、友人と行ってきた。(高級回転寿司店というのも変な言葉だが…)

12時前に着くと既に大行列である。

なんとなく嫌な雰囲気はしていたが、1時間ほど並んで入ってみるとレーンを回る寿司がまばらであった。しかも、そのうち半分は、サラダやツナマヨなどの、完全な「惰性」メンバーである。完全に店が守りに入っているのだ。到底こんなもの食ってる場合ではないのだが、注文は禁止というルール。

1時間も並び、腹を空かせた我々からすれば、「早く何か食いたい」という気持ちもあり、ついツナマヨに手を伸ばしそうになっては、お互い注意しあったりして、気分は雪山で遭難した探検隊の「寝るな!寝たら死ぬぞ!」と一緒である。

しかし、そこへ現れた第2の罠が、安い軍艦ばかり流す、中国人板前のチョウさんである。チョウさんは、数分おきに惜しげもなくネギトロ軍艦とイカおくら軍艦を交互に流してくる。ツナマヨにはかろうじて手を出さずにいた我々も、ネギトロ軍艦をスルーできるほど人間ができてないのだ。

そして、寿司屋の思惑にまんまとハマり、軍艦で腹を少し満たしてしまった我々のところへ満を辞してやってくるのが、「はい、ブリだよ~」と言ってブリを流す「ブリおじさん」である。それまでツナマヨだのネギトロだのと加工品ばかり食べていた我々は、「やったー!ブリだ!」とはしゃぎ、つい「ありがとうございます」と言ってしまうのだが

何が「ありがとうございます」だ!

最初から流しとけよ!

我々はすっかり卑屈な気持ちになって、店を後にしたのであった。

食べ放題につられた我々も浅はかだが、何とも商売センスのない店である。こんなケチなキャンペーンやったばっかりに、客を失ったのだ。

 

某月某日「予期せぬエラー」

一体全体、編集ソフトなどが言ってくる

「予期せぬエラーが起きました」って何なんだ?

そりゃエラーなんだから予期してないに決まってるじゃないか。

サラリーマンだったら、仕事でトラブルが起きた時、上司に「予期せぬエラーで…」なんて言ったら余計怒られるぞ。

 

某月某日「ナンクロ

電車に乗っていて、目の前に座っている女性が、「気分爽快!大きなナンクロ」と見出しのついた雑誌を広げて、ナンバークロスワードパズルをやっている。

クロスワードパズルで気分爽快になる人もいるのか…

人生いろいろである。

 

某月某日「中華弁当」

編集室で、中華弁当の出前を取ることになり、皆で食べていた。

私が中華弁当を食べ終わり、トイレに行って戻ってくると、さっき私が座っていた机の全く同じ位置に全く手付かずの中華弁当が置かれていて、一瞬、中華弁当が復活したかのような錯覚に陥り、「タイムリープ!?」と思ってしまった。

実際は1つ余ったのでたまたまそこに置かれていただけである。

中華弁当を食べる前と食べた後を延々行き来するなんて、すごく地味だし、精神的にすごく辛そうだ。

19世紀の伝説の美女の写真が発見されたらしい

某月某日「学校を守りたい」

こんな記事を見る。

news4vip.livedoor.biz

爆笑してしまった。

もちろん、犯罪はダメなんだが、追い詰められたこの教師のセリフにはシビれてしまう。

一番学校を脅かしている男が言う「学校を守りたい」。

事実はコメディよりも喜なり。

 

某月某日「鳥貴族」

最近、飲み会の店選びで「鳥貴族」を提案して断られる事が増えた。

しかも、明確な理由があるわけではなく、「鳥貴族ってww」みたいな流されかたである。

20代後半になり、いつの間にか周りの人間たちの舌が肥えてきて、なぜか自分だけは取り残されている。

普段チェーン店ばかり行っているので、「美味しいお店教えて」と言われても分からない。

そもそもチェーン店の時点で「美味しい」と感じてしまい、それ以上の店も同じく「美味しい」としか感じないからだ。

同僚のブラジル人のアンナさんですら、「鳥貴族は、まあ、普通だね」と言っていた。

そうなのか…

 

某月某日「松屋

深夜の松屋牛めしと豚汁を食べる。幸せな時間だ。

トレーを持ってきた後、店員さんがさりげなく箸箱を開けて去っていく。

その心遣いに、なんだか心が温かくなる。

箸はベタベタしていたけれども。

 

某月某日「伝説の美女」

19世紀の伝説の美女の写真が発見されたという。

jin115.com

軽い衝撃を受けた。

ちょいブスだったとかそういうレベルではい。

美の基準が180度逆なのである。

逆になぜ2世紀でここまで変化があったのか。

平安時代の絵なんかもそうだが、人間の美の基準の曖昧さに驚かされる。

これだけみんなが気にしている事なのに、こんなに曖昧なのだ。

上手く脳を操作すれば、目の前にいる人が世界一の美人だと思えるようになるのではないか?

幸せな世界になるはずだ。

 

某月某日「ダメな上司」

組織をダメにするのは、部下に権限を与えず、

勝手に忙しくなった挙句、「俺は忙しいんだ!」と言ってキレるやつだ。

こういう人間は、どんなに個人技が素晴らしくても、組織にとって悪影響しかない。

でも、これって優秀なプレイヤーがみんな陥る罠なんだよな