手羽作文

東京在住の手羽先くんが、反省を込めて書くブログ

【真田丸も終盤】三谷幸喜の真の実力が分かるオススメ演劇DVD!

真田丸も終盤ですね。三谷幸喜という人は、日本を代表する喜劇作家であることは間違いないですが、その作品の出来は結構当たりはずれが多いのが実際のところだと思います。ドラマも「古畑任三郎」などのヒット作はありますが、視聴率的に惨敗しているものが多く、映画に関しても、昨年「ギャラクシー街道」が大コケしたばかり。今回の「真田丸」で汚名挽回は果たせたかと思いますが、「三谷幸喜ブランド」には当たりはずれが激しいイメージがあります。

それは彼の本業である演劇でも同じで、三谷幸喜の舞台はイマイチの時も結構あるのですが、それでも彼は定期的に、天才的に面白い舞台を作ることで、トップ作家の地位を保ってきました。正直、三谷幸喜が演劇で時折見せる才能は、映画などの比ではないと個人的には思っています。その中で、いくつかDVDになっているものを今回はご紹介します。

※演劇は生で見るのがもちろん一番面白いのですが、映像で見るのもまた味があって良いものです。特に、2階席の一番後ろから豆粒のような役者を見るよりは、映像で顔をしっかり見た方がいい派です。私は。

①三谷コメディの全てを味わえる!『笑の大学

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まずこれは絶対に外せません。1996年初演、『読売演劇大賞・最優秀作品賞』を受賞した作品。役所広司主演で映画化もされていますが、舞台の方が何倍も面白いと思います。戦時中の喜劇作家と、その脚本を検閲する役人の友情物語。たった1つの舞台で、西村雅彦と近藤芳正の掛け合いが続くだけですが、全く飽きないのは圧巻としか言いようがありません、そしてラストの少し切ない感じまで完璧で、ここに三谷喜劇の真髄が詰まっていると言っても過言ではないでしょう。

②人気役者たちを実力を存分に引き出した!『コンフィダント・絆

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中井貴一寺脇康文相島一之堀内敬子生瀬勝久といった人気俳優たちを集めて作られたこの作品。1888年のパリを舞台に、まだ若かったゴッホゴーギャン、スーラといった後の大画家たちが共同生活をしながら、お互いの芸術をぶつけ合い、共に生きる様子を描いた群像劇です。途中のコミカルなシーンもよくできていますが、最後のちょっとシリアスな三谷節には磨きがかかっており、「笑の大学」よりも、人間ドラマを描くのが上手くなっている印象です。それに応える俳優陣の熱演も見事。ゴッホゴーギャンの友情や、ゴッホが死後まで評価されなかったことを知って見ると本当に切ない。いつか映画化するのかな。でも結局舞台は越えられないだろうなあ…

とりあえず以上2つ!演劇初心者でもとっつきやすい内容になっているので、興味のある方は是非買ってご覧ください