手羽作文

備忘録と反省文を兼ねて書くブログ

スリランカ旅行記⑤ 「スリランカでお買い物天国」

↓前回の旅行記

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お買い物ラッシュ

シギリヤロックを降りた私には、HISの用意したお買い物タイムが待っていた。

様々な土産物屋を回るのだ。

当然、出発前にスケジュールには目を通してはいたが、お土産に興味のある参加者向けだろうと思っていたため、さほどの意識もしていなかった。

しかし、参加者は私1人なのである。

各店で、ツアーの到着を待ち構えていた商人たちが、私1人に向けてセールストークを炸裂させるのだ。そのプレッシャーは凄まじく、どう考えても「買いません」で終われる雰囲気ではない。

押しに弱い日本人である私は、この怒涛のようなプレッシャーの波に、為すすべなく飲まれていくのであった。

 

1軒目。

スパイスガーデンという名の、スパイスやオーガニックの薬品を売っている店。

リラックス効果のあるスパイスから、永久脱毛のできるクリーム、痩身に効く薬まで、にわかには信じがたい効能が次々と語られる。全て植物を使った伝統的な製法で作られたものらしい。

1つも興味が湧かないが、肌にいいという白樺オイルを購入。

 

2軒目。

宝石屋。スリランカは宝石で有名なのだ。

30人は入ろうかというミニシアターに案内され、スリランカの宝石がいかに良質かというビデオを見せられる。30人用のミニシアターに私1人である。

映画好きの大富豪のような状況だが、店側のプレッシャーをひしひしと感じながら見ているので全く落ち着かない。

さらに現れたのは占い師である。スリランカ占星術で私を占い、ラッキーストーンはブルーサファイア、でもお守りにはルビーが最適、と言い放った。ラッキーストーンとお守りって何が違うのか。

ここまでやられて断る度胸は無い。私は小さな宝石を2つ買った。小さいといっても宝石である。これが一番の散財であった。

ちなみに、占い師は他にも、2009年から2015年の7月まで私には土星がついており、不運をもたらしていると言っていた。

不運の期間が長い…。

就職してからずっと不運に取り憑かれていることになる。だから仕事も辞めたのか…。

 

3軒目。

スリランカの伝統衣装の店である。

最もいらないと言っても過言ではないが、不買は許されない。

瞬く間に私はスリランカの伝統衣装を試着させられ、店員のお姉さん(伝統衣装着用)と記念撮影を撮らされ、しかし、どう考えてもいらないので、精一杯の抵抗を見せて、シルクのスカーフに落ち着いた。

ここの店員さんはこの間まで渋谷に住んでいたというお兄さんで、めちゃくちゃ流暢な日本語で私を追い詰めたのだった。

 

こうして次々と土産物を買わされた私は、寂しくなった財布をいたわりつつ、

しかし、このツアーをある程度成立させるためには必要な犠牲だよな…と自分に言い聞かせながら車に乗り込んだ。

なぜ「ツアーの成立」にこれだけ責任を感じているのか自分でもわかっていない。

買ったもののほとんどは帰国してから両親にあげたので、有効に使われていることだろう。

 

キャンディという街

その日の夜は、キャンディという街で「キャンディアンダンス」という伝統的なスリランカのパフォーマンスを見た。

キャンディアンダンスのパフォーマーは、センターの若い女性を除いてベテランの中年女性たちが担当しているのだが、腹を露出する衣装の割に全員肉がはみ出しており、「あれだけ激しく踊っているのになぜ痩せないのか?」という疑問が残った。

 

最後は仏歯寺という寺を見学。

スリランカには熱心な仏教徒が多く、ブッダの歯が収められているという巨大な寺院は、参拝する人たちで溢れかえっていた。

床で瞑想している人も多く、日本よりもはるかに熱心な仏教国という印象を受けた。

 

キャンディの街は、中央に湖のあるとても栄えている街で、夕日が沈む様子はそれはそれは美しかった。

その日のホテルは最終宿泊地であったが、これが、今までの2箇所と比べてグレードが高く、思わずテンションが上がってしまった。

思えばHISの構成の妙に踊らされているのだが、流石としか言いようがない。

↓次回、ついに最終回

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