手羽作文

備忘録と反省文を兼ねて書くブログ

中国人のカラオケ大会に参加してみた時のこと

仕事で中国人の方と知り合う機会があり、ちょうど私も中国語の勉強中だったので、中国語の歌を覚えたりとかしていたら、「今度カラオケでも行きましょう」となった。

なるほど、その中国人の方(Aさん)はカラオケが大好きなようである。

私はその時点で、中国の歌は覚えた1曲しか歌えなかったし、中国語はほとんど喋れなかったのだが、Aさんは日本語がペラペラなので、何とかなるだろうと思い、Aさんと、共通の知人の中国人(Bさん)を誘って、カラオケに行くことにした。

そもそも「カラオケに行く」という目的で人と集まるというのは何年ぶりだろうか。

日本人は大体、2次会か何かで、なし崩し的にカラオケに行くイメージだが、中国人は「カラオケ」がメインなのが普通なのかもしれない。もしくはAさんが極端なカラオケ好きかのどっちかだ。

そして当日、私が待ち合わせのカラオケ店に行くと、Aさんは既に到着していて、

「このあと、私の会社の元同僚と元上司と学生時代のゼミの友達と、Bさんの友達以上恋人未満の人が来ます」

と言った。

 私は驚愕した。知らぬ間に初対面の中国人4人の参戦が決定していたのである。

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プロ

某月某日「煮詰まる」

絵に描いたように煮詰まっている。

今まで何かを作るときに煮詰まるということはあまり無かったし、

たとえあっても自分の中で解決策を見つけられたものだが、そんなものは「煮詰まる」に入らない。

「煮る」だ。煮てるだけ。美味しくなるだけ。

今回のは不毛な感じがよりプラスされている。

煮詰まっている原因はおそらく、いろんな人の意見を100%で聞こうとしているからだ。

まあ、「いろんな人からいろんな意見を言われる」というのはプロの条件でもある。

私は今、そんな洗礼を受けているのかもしれない。

「これが嫌なら入って来るな」と言われているのだ

いろんな人の意見を聞こうとすると煮詰まるのだが、かと言って誰の意見も聞かないと独りよがりだ。

そんな狭間で職業クリエイターは、干上がらない温度を探して苦悶するのだろう。

 

某月某日「女好き」

男の私でも驚くほどの女好きというのは存在していて、彼らはパッと見では分からない。

むしろ第一印象はいい人の方が多い。

しかし、彼らは、例えば、男だけで歩いている時に美人とすれ違うと、必ず振り返り確認する。

会話の途中だとしても関係ない。

カフェ等で打ち合わせ中、どうも集中してないな、と思うと、ほかの席の美人を見ていたりする。

男が猫をかぶる女を見抜けないのと同じように、女もこれは見抜けないだろうなと思う。

 

某月某日「ヤサ充」

ドンキで「充実野菜」のペットボトルを10本くらいカゴに放り込んでいる人を見た。

余命宣告でもされたのだろうか。

 

某月某日「プロ」

はてなブログを1ヶ月だけ「PRO」(有料版)にアップグレードしてみた。

広告がつかなかったり、色々と便利なことがあるらしい。

しかし、プロフィールの名前の下に「PRO」と表示されて恥ずかしい。

「私なんてアマですよ」と謙遜したくなる。

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愛とスマイル

某月某日「愛とスマイル」

ファミレスで作業中、「♪愛とスマイル 愛とスマイル~」と連呼する曲が流れていて、聴いている最中は「何だこのダラダラした曲は」と思っていたのだが、1時間後くらいに急激に気になり始め、

ただその時には「愛と何だっけ?」みたいな状態になっていたため、

USENのサイトで検索したり、歌詞検索をかけたりして、何とか、柴咲コウの「愛とスマイル 愛とスマイル」という曲であることを突き止めた。

そのままのタイトルだった。

タイトルの時点で既に連呼していた。

別にシングル曲ではなさそうだし、MV動画もあるわけでもない、2015年の曲なのだが、なぜ今流れていたのだろう。

そして、あのリサーチに費やした1時間の情熱は何だったのだろう。

今では頭の中で、常に「♪愛とスマイル 愛とスマイル~」と流れていて気が狂いそうだ。

 

ここでちょっとだけ聴ける

www.youtube.com

 

某月某日「アウェーの松屋

松屋のカウンターで回鍋肉定食を食べていたら、10人の東南アジア系の旅行客が入ってきて、5人:5人で私の両側を固めてしまった。

私が移動すればどうにかなるというスケール感ではない。

店内は一気に異国情緒で満ち溢れ、近所の松屋はアウェーになった。

私は両側からの圧に耐えきれず、「いっそのこと俺もこの人たちの仲間になれば楽なのに」と思った。

そのあと、「これがオセロの駒の気持ちか」と思った。

 

某月某日「イメージ戦略」 

ベッキー乙武さんの件で、我々は「イメージ良すぎるのもいざという時不利」という教訓を得たと思う。

最近仕事で知り合った人で、めちゃくちゃ爽やかかつ物腰も柔らかいのだが、会議でとある件の進捗状況を尋ねられると「忘れてました!」と平気で言う人がいる。

しかも爽やかに言うのである。

もしかしたら彼の「忘れてました!」は「イメージを良くし過ぎない」ための布石なのかもしれない。

「忘れてました!」のおかげで、彼を単なる「好漢」で片付けられない自分がいる。

底が見えないのである。

最悪、彼にマフィアのボスという裏の顔があってもギリギリ納得できそうな、そんな底の見えなさだ。

ベッキーにもそういう一面があれば、あれだけダメージを受けずに済んだかもしれない。(大きなお世話だと思うが

 

某月某日「カモ飼い」

作業中のカフェで、明らかにマルチ商法のリーダーをやっている人を見た。

一角に陣取り、30分ごとにやってくる参加者(カモ)に、全く同じ説明を繰り返している。

(口癖は「まずは半年頑張ってみよう!」)

1人が去るとすぐ次のカモがやってきて、途切れることがない。

おそらく、カモたちはこの狭いカフェのどこかに控えていて、自分の番が来るまで待っているのだ。

一体このカフェに何羽潜んでいるのだろうか

この店にいる自分以外の全員がカモだったらどうしようなどと考えだして仕事が進まない

 

某月某日「強さについて」

YouTubeのコメント欄でこの書き込みを見て、思わず唸ってしまった。

なるほど、確かにそうかもしれない

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このコメント主のことをYouTube界のスナフキンと呼びたい。

渋谷のカラス

某月某日「怒り」

社会人になってから徐々に、怒ることが少なくなっていった。なぜだろうと考えてみたら、性格が穏やかになったのではなく、怒るようなことが降りかかったときに、それをやり過ごして考えないようにする方法をいつの間にか身につけたからだ。考え始めると「これは怒ってもいいよな」という気持ちが出てくるが、そもそも考えないので、怒りも湧かないという仕組みだ。昔は、全てのことに正面からぶつかっていたから、怒りを感じることが多かった。

 

某月某日「オシャレ」

よく深夜作業をしに行くファミレスには、毎晩そこで夜を明かすおばあさんがいる。いわゆるホームレスだ。ただしファミレスに住んでいるホームレスだ。ボロボロの、明らかにそれとわかる出で立ちで、いつもの席に座り、何か紙切れを読んでいる。彼女の指には指輪がはめられている。ボロボロの中にもオシャレがある。いつも思うがオシャレとは相対的なものだ。

 

某月某日「喫茶店

茶店で一息つくことの価値をひしひしと感じるようになった。

昔は喫茶店で使う金があるならラーメン屋に行っていた。

どう考えても大人になってきているのである

 

某月某日「サイゼリヤ

最近の深夜作業は専らサイゼリヤだ。

サイゼリヤは安いし美味しいので大好きだが、店内に無駄に壮大なオペラが流れているのは何故だろう。

壮大なオペラをバックに299円のペペロンチーノを食べていると、段々不思議な気持ちになってくる。

戦争で生き別れた男女が20年ぶりに再会するようなシーンで流れてそうな曲だ。

 

某月某日「カラス」 

朝の渋谷はカラスの街だ。

何しろカラスの方が人間より多いのである。

人間を恐れる気配もないし、時にはからかうようにやたら近くを飛んできたりする。

徹夜明けの私は、いつも肩を狭めて、カラスの気に障らないように歩く。

頭の中では「西暦20XX年、地球はカラスによって支配された」というナレーションが流れる。

徹夜明けで頭もおかしくなっているのだ。

「不毛地帯」あるある

・千里が壱岐家にいる時、不意の来客ありがち

・千里と壱岐、京都の寺寄りがち

・関係者全員、同じクラブで接待しがち

壱岐と長男の誠、会うたび喧嘩しがち

・神森、キツい言い方しがち

・神森、すぐに機嫌直しがち

・鮫島、変な笑いで会話締めがち

・金子、いつの間にか出世しがち

・黄会長の顔、栄養満ち足りがち

・説明台詞長くなりがち