手羽作文

備忘録と反省文を兼ねて書くブログ

19世紀の伝説の美女の写真が発見されたらしい

某月某日「学校を守りたい」

こんな記事を見る。

news4vip.livedoor.biz

爆笑してしまった。

もちろん、犯罪はダメなんだが、追い詰められたこの教師のセリフにはシビれてしまう。

一番学校を脅かしている男が言う「学校を守りたい」。

事実はコメディよりも喜なり。

 

某月某日「鳥貴族」

最近、飲み会の店選びで「鳥貴族」を提案して断られる事が増えた。

しかも、明確な理由があるわけではなく、「鳥貴族ってww」みたいな流されかたである。

20代後半になり、いつの間にか周りの人間たちの舌が肥えてきて、なぜか自分だけは取り残されている。

普段チェーン店ばかり行っているので、「美味しいお店教えて」と言われても分からない。

そもそもチェーン店の時点で「美味しい」と感じてしまい、それ以上の店も同じく「美味しい」としか感じないからだ。

同僚のブラジル人のアンナさんですら、「鳥貴族は、まあ、普通だね」と言っていた。

そうなのか…

 

某月某日「松屋

深夜の松屋牛めしと豚汁を食べる。幸せな時間だ。

トレーを持ってきた後、店員さんがさりげなく箸箱を開けて去っていく。

その心遣いに、なんだか心が温かくなる。

箸はベタベタしていたけれども。

 

某月某日「伝説の美女」

19世紀の伝説の美女の写真が発見されたという。

jin115.com

軽い衝撃を受けた。

ちょいブスだったとかそういうレベルではい。

美の基準が180度逆なのである。

逆になぜ2世紀でここまで変化があったのか。

平安時代の絵なんかもそうだが、人間の美の基準の曖昧さに驚かされる。

これだけみんなが気にしている事なのに、こんなに曖昧なのだ。

上手く脳を操作すれば、目の前にいる人が世界一の美人だと思えるようになるのではないか?

幸せな世界になるはずだ。

 

某月某日「ダメな上司」

組織をダメにするのは、部下に権限を与えず、

勝手に忙しくなった挙句、「俺は忙しいんだ!」と言ってキレるやつだ。

こういう人間は、どんなに個人技が素晴らしくても、組織にとって悪影響しかない。

でも、これって優秀なプレイヤーがみんな陥る罠なんだよな

名作映画「エイリアン」に見る、モンスター映画あるある

初めて映画「エイリアン」を観た。SFホラーの金字塔と言われて、Yahoo映画などでも絶賛されているこの作品だが、カメラワークやセットの美しさはともかく、ストーリーに関してはイマイチ入り込めなかった。しかしそれは金字塔的な映画にはよくある話で、後の同系統の映画に多大な影響を与えすぎたため、今となっては、見慣れた展開ばかりで新鮮味がないのである。つまり、「あるある」ばっかりになってしまっているのだ。

そこで、今回は「エイリアン」の中で見つけた、「モンスターパニック映画のあるある」をまとめてみたい。

 

①人間達が全員アホ

これはモンスターパニック映画の中でも最も重要な「あるある」である。

「エイリアン」でも、得体の知れない惑星を探索するというのに、武器も構えずにずんずん歩き、そこら中のものを手当たりしだいに触るというアホが最初の犠牲者となる。しかもそいつを隔離せずにマスク1つで治療しようとするアホも現れ、挙げ句の果てに宇宙船の中で放し飼いにされているネコを、エイリアンと間違えて捕まえようとするという筋金入りのアホ達である。放し飼いにするなよ、ネコを。

逆に最初から宇宙船のクルー達が警戒心MAXのエキスパート達だったら、モンスターは早期駆除され、最初の感染者は隔離され、全てが無事で済んでしまう。これでは映画は成立しない。したがって、モンスターに遭遇する人間達は全員アホでなくてはならないのだ。

 

②いつの間にか卵を植え付けられてる

「エイリアン」中盤の山場がこれである。基本的に全員アホなので、一度怪物にとりつかれたけど、いつの間にか治った男が、呑気にみんなとメシを食っている最中に、エイリアンが男の胸を食い破って登場するのだ。衝撃的なシーンに思わず息を飲むのだが、やはり脳裏に 「何で隔離しとかないの?」という思いがよぎらざるを得ない。寄生されてる男にも「お前も楽しくメシ食ってる場合じゃないよ」である。さらには、苦しみだした男に向かって同僚が「むせたのか?」である。「呑気か!」とツッコミを入れずには入れられない。

 

③勇敢なやつは序盤で死ぬ

今回はアホだが勇敢な船長がこのパターンである。一人で火炎放射器を持ってダクトに突入し、あっという間にやられてしまった。彼の勇気は何だったんだろう…。あんな狭いところで火炎放射器を使うのは怖くなかったのだろうか。蛮勇である。

 

 ④人間達が本気になった時にはモンスターは成長している

登場人物達は基本的にアホなので、何人か死んでから、やっと本気になる。しかし、その頃にはモンスターは手に負えない強さになっており、いくら本気を出しても犠牲者は増えつづけることになるのだ。

 

⑤仲間に足を引っ張るやつがいる

モンスターだけでは全滅させられなさそうな時にしばしば現れるのが、このタイプのやつである。突然モンスターに心酔したり、自分を守るために他人を陥れようとしたりと、その理由は様々だが、必ず「人間が一番怖い」的なメッセージを突きつけてくる。このメッセージは、モンスター映画でお約束のように毎回突きつけられる。突きつけられ界の皆勤賞だ。

 

⑥モンスターにとらわれた人間が一言、「殺してくれ…」

モンスターは基本的にある程度落ち着いたら繁殖を始めるので、さらわれた人間が巣で粘液なんかにがんじがらめにされ、卵を植え付けられたり、栄養を吸い取られたりするのだが、主人公が発見した時、決まって彼らが言うのが「殺してくれ…」である。「エイリアン」でもそれが登場したのには、感慨深いものがあった。「殺してくれ…」の歴史は、ここから始まったのか。

 

以上、細かいところを挙げればキリがないが、「エイリアン」にはモンスターパニックのあるあるが沢山詰め込まれていて、それが今でも珍しくないことを思えば、やはりすごい映画だったんだろう。

私がブラック企業から”本当に”脱出するまでに踏んだ4つのステップ

ブラック企業で働いていた数年間は常に眠気との戦いであったと言うことができる。

もちろん最初は、睡眠不足ゆえの眠気であったが、後半は、それに加え、体内時計が滅茶苦茶になったことによる眠気もあったと思う。

とにかく、常に眠かった。定期的に徹夜や、泊まりの業務があり、休日も2日以上連続でとれることは、ほぼ無かった。

元々、睡眠欲の強い人間だったこともある。目覚まし時計を使わなければ、10時間以上は平気で寝る。だから元々、長時間労働には向いていなかったのである。

 

昼間でも、急激な眠気に襲われることが多々あった。しかし、もちろん業務中に睡眠をとれるシステムはなかったので、非常階段の隅で、隠れて仮眠をとっていた。ちょうど、誰も通らない死角があったのである。床はカーペットで、空気はよどんでいたが、寝られない事はなかった。(その代償として、ハウスダストのアレルギーがひどくなったが)

また、家に帰る暇がなく、深夜のオフィスで仮眠を取る際には、机に突っ伏して寝る事も多かった。驚くべき事に、やがて私の睡眠欲はその状況に打ち勝って、机に突っ伏したまま7時間寝るという記録を作る事になる。(その直後、激烈な首の痛みによって、歩行不可能となった)

そういった生活も原因となり、私には、「眠れない夜」という概念が無かった。ただ、布団で横になれるだけで幸せであり、そこにありがたみを感じていた。ある種、ブラックな生活がもたらした幸せであったと言える。

 

しかし、その後、私は転職してホワイトな会社で働き始めた。急に、5日ごとに休日が2日も舞い込んでくるのである。時には3連休であった。祝日という概念を、私は久々に取り戻した。しかし私は、結局家で仕事をしていた。

休日をどう過ごしたらよいかわからなかったのである。

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立食パーティで孤独にならない方法とは

人生において、なるべく少なく済ませたいものは数多くある。例えばそれは、「立食パーティ」だ。日本人は立食パーティが苦手だと言うが、逆に得意な人種がいるということに驚きを隠せない。

 私も、社会人になって既に10回以上は経験したが、未だに慣れることは無い。なるべく少なく済まそうとしていたのに既に10回も経験したのだから、これからも経験し続けるのだろう。今から憂鬱である。

あれはもしかしたら、コミュニケーション能力が低い人間を炙り出す為のテストなんじゃないか、とすら思えてくる。どこかで天上人のようなおじさんたちが立食パーティの様子を別室で監視していて、つい一人でウロウロしてしまっている人や、隅で立ち尽くしている人を見て、笑っているのかもしれない。まるでカイジの鉄骨渡りのように。

あいつ、同じヤツとばっかり話してるけど、よく見たら会社の同僚じゃねえか、とか。全部バレているのだ。

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