手羽作文

備忘録と反省文を兼ねて書くブログ

スリランカ旅行記④「シギリヤ・ロックと木彫りの象」

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シギリヤロックへ

ネパール地震の衝撃冷めやらぬまま、現地での2日目を迎えた。

この日はビッグイベントが予定されている。世界遺産「シギリヤ・ロック」に登るのだ。

ジャングルの中に突如存在する巨大な岩で、スリランカの中では第一の観光地と言えるだろう。そして、5世紀に、この岩の上に王宮を築いた王がいたために遺跡まで残っているのである。

どうやら狂気の王だったらしいが、王の狂気がその後何百年もスリランカに観光資源を残したのだから分からないものである。まさに見応え満点の観光地と言えるだろう。

 

シーギリヤ - Wikipedia

 

シギリヤロックの麓に着くと、ガイドさんが若者に交代になった。

どうやら今までついてくれていた中年のガイドさんは心臓に病気を持っているため、登りたくないらしい。昨日の遺跡でも大分ダルそうだったのも頷ける。

若いガイドの方はもちろん日本語が喋れたが、話を聞くと、日本に行ったことはないと言う。さらに日本語だけでなく、英語はもちろんフランス語とロシア語もできるらしい。

それでいて現地に行ったわけでなく、あくまでも勉強によるものなのだ。つ

まり彼は、どんな国籍の人が来ても概ね対応できるように訓練された、筋金入りのシギリヤガイドのプロフェッショナルなのである。

飛行機の中で機内食の種類すら聞き取れなかった私など、彼と比べればウンコのような語学力だ。

シギリヤロックは登頂まで1時間弱。

気温は当たり前のように30度を超えており、汗だくは免れない。

遺跡はまさに「THE・遺跡」という感じで、ゲームでしか見たことのないような世界観が現実にあり面白い。また、頂上から見る景色も圧巻で、まさに世界遺産と呼ぶにふさわしい場所であった。

 

シギリヤの商人に捕まる

ただし、岩の中腹あたりで現れる怪しげな商人には要注意である。

彼は木彫りの象を売っている男なのだが、彼の「これはただの象じゃないんだよお兄さん」という日本語に立ち止まったが最後、何が「ただの象ではない」のかの説明を聞かなくてはならなくなり、最終的には買わされる。

というか、私は買わされた。

日本円で約5,000円である。ちなみに、その象の正体は立体パズルのようになっており、ガチャガチャと仕組みを外していくと、中に空洞が現れ、小石ぐらいなら隠すことができるというものであった。

そこまでして隠したい小石大のものなど一つも無かったが、私は買った。例によって、ここまで説明を聞いて買わなかったら怒られるかも、というビビリに加え、暑さで頭がおかしくなっていたのだろう。海外でカモにされる日本人の典型である。

私が謎の木彫りの象を買っている間、ガイドの青年は静かに待っていた。

「まーた日本人が捕まってら…」と思っているのだろう。

あるいは、彼と商人は仲間なのかもしれない。

何はともあれ、シギリヤロックの頂上から見る景色は素晴らしかった。

 

シギリヤロックを降りると、ガイドさんが待っていた。

ミネラルウォーターが美味い。(ちなみにスリランカのミネラルウォーターはキャップのギリギリまで水が入っているため、不用意に開けるとこぼれるので注意が必要だ)

そして、ここから怒涛のショッピング地獄が始まるのである。

 

↓次回

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